読書:色々なジャンルの本 2025年1月~3月

2024年12月から、やっと仕事がみつかり、約5年ぶりに、朝のラッシュに押されながらも、毎日楽しく通勤している。仕事内容はというと、不動産の会社がコンピュータを導入するという事で、何千件とある不動産の紙データをコンピュータへと打ち込む作業だ。事務仕事は、希望していた職種だったので、日々黙々とキーボードをたたいている。そんな中、お昼休みの過ごし方であるが、1時間もあるので12月から読書に集中する予定だったのを思い出し、早速、本屋で文庫本を買って、食事をしながら、黙々と本を読むのが日課になっている。

今野敏先生 臥龍

みなとみらい署暴対係係長諸橋と相棒の城島は、居酒屋で暴れた半グレたちを検挙する。彼らは東京を縄張りにする「ダークドラゴン」と呼ばれる中国系のグループだった。翌々日、関東進出を目論む関西系の組長が管内で射殺される。横浜での抗争が懸念される中、捜査一課があげた容疑者は諸橋たちの顔なじみだった。捜査一課の短絡的な見立てにまったく納得できない「ハマの用心棒」たちはーー。

感想
今野敏先生の警察小説で、諸橋と城島のペアが暴力団に立ち向かい、戦う所が実に爽快で面白い。やくざと見ると、常に容疑者と見るのかと思いきや、小さな所帯の組員に対しては、それなりに人として接している。このバランスが何とも心地いい。今回もあっという間に読み終えました。

今野敏先生 大義

神奈川県警監察官の笹本に新たな任務が!みなとみらい署暴対係長の通称「ハマの用心棒」諸橋と、地元のヤクザである神風会組長・神野の癒着が問題視されているようだ。折しもみなとみらい署管内で暴力団同士の傷害事件が発生。本部長に調査を命じられた笹本は、諸橋に会うべく現場へと向かった!(表題作「大義」)
港町ヨコハマを舞台に暴力と闘う「チーム諸橋」の活躍を描く7篇を収録。

感想
今野敏先生の横浜みなとみらい署暴対係シリーズも6作目を迎えた。この「大義」は「防波堤」同様、短編集になっていて、暴対係に登場する個性豊かなメンバー一人一人に視点が当てられ、人物像や、エピソードなどが描かれている。これにより、さらに深みが増し、面白くなってきた。あっという間に読み終えたので、次回を期待したいが、「トランパー」という単行本までしか出ていないので、文庫本が出るのを期待する。

今野敏先生 探花

横須賀基地付近で殺人事件が発生。竜崎は米海軍犯罪捜査局からリチャード・キジマ特別捜査官の参加を認め、異例の日米合同捜査が始まった。その一方、同期キャリアで腹の内を見せぬ男、八島圭介が警務部長として県警本部に着任。八島には前任地福岡での黒い噂がつきまとっていた。合同捜査が生む軋轢、殺人事件の波紋。神奈川県警刑事部長・竜崎伸也は、頭脳と決断力で難局を打開してゆく。

感想
今野敏先生の隠蔽捜査シリーズ第9作目の作品。主人公の竜崎信也は、警視庁大森警察署から神奈川県警本部刑事部に着任して間もなく、米海軍横須賀基地近くで殺人事件が起こった。米国と合同捜査を行っていく中で、軋轢、波紋をはねのけ、頭脳と決断力で難局を打開していく様は、爽快で面白い。このシリーズ本も、あっという間に読み終えました。

東野圭吾 十字屋敷のピエロ

「普通じゃないのよ、この家は」十字屋敷の主人・頼子がバルコニーから転落死して四十九日。一族が法要に集った夜、次の主と秘書が刺殺された。外部犯か、あるいは一族の犯行か。すべてを見ていた一体のピエロ人形は、あなたに語りかけてくる―。東野圭吾が仕掛ける精緻にしてフェアな謎解きミステリー。

感想
東野圭吾先生の推理小説。新装版と知らずに、買ってしまいましたが、読み進めていくと、実に推理小説らしい本でした。最近の先生の本は、心理描写が濃く書かれているので、このように、推理小説らしい本を読んでみると、新たな発見をしたような気分になれました。

東野圭吾 透明な螺旋

南房総沖に、男の銃殺死体が浮かんだ。同時に、男の行方不明者届を出していた同居人の女が行方をくらませた。捜査にあたった草薙と内海薫はその過程で、思いがけず湯川学の名前に行きつく。草薙はすぐさま湯川の元を訪れたが、彼はそこ、横須賀のマンションで意外な生活を送っていた――。巻末に短篇「重命る(かさなる)」を特別収録。

感想
東野圭吾先生の探偵ガリレオシリーズ作品。今回は湯川学先生の推理はあまり表に出ず、先生の生い立ちがわかる一冊でした。