2024年四半期の10月から11月までは、色彩検定の試験を受けるために、試験勉強に集中し、殆ど読書は出来なかった。暫くして色彩検定の試験結果が発表されたが、結果は見事に不合格。あと10点足らずと結果通知が送られてきたが、不合格に変わりはないので、今後の色彩検定は諦めるとしよう。気を取り直して、12月からは読書に集中。比較的、分厚い本を選んでみた。
東野圭吾先生 パラドックス13

13時13分13秒、街から人が消えた。無人の東京に残されたのは境遇も年齢も異なる13人の男女。なぜ彼らが選ばれたのか。大雨と地震に襲われる瓦礫の山と化した街。そして生き抜こうとする人達の共通項が見えてくる。世界が変われば善悪も変わる。殺人すらも善となる。極限状態で見えてくる人間の真理とは。
感想
東野圭吾先生のエンターテインメント作品。いつもの推理小説と思って買ってみたが、街から人が消え、何人か残った人々で生き残る為に、瓦礫の東京中を駆け巡り、生き抜こうとする人々の心理状態を描く人間ドラマであった。この先生。心理描写を描くのが実に美味いなあと感心させられながら、あっという間に読み終えました。
東野圭吾先生 殺人の門
「倉持修を殺そう」と思ったのはいつからだろう。悪魔の如きあの男のせいで、私の人生はいつも狂わされてきた。そして数多くの人間が不幸になった。あいつだけは生かしておいてはならない。でも、私には殺すことができないのだ。殺人者になるために、私に欠けているものはいったい何なのだろうか?人が人を殺すという行為は如何なることか。直木賞作家が描く、「憎悪」と「殺意」の一大叙事詩。

感想
殺人という人が決して行ってはならないテーマを、犯罪者になりうる立場から見つめた東野圭吾先生の一大叙事詩。読み終わった後に、考えさせられた1冊でした。
今野敏先生 逆風の街

神奈川県警みなとみらい署。暴力犯係係長の諸橋は「ハマの用心棒」と呼ばれ、暴力団には脅威の存在だ。地元の組織に潜入捜査中の警官が殺された。警察に対する挑戦か!? ラテン系の陽気な相棒・城島をはじめ、諸橋班が港ヨコハマを駆け抜ける!
感想
前回、今野敏先生のスクエアという本を読んで、とても面白かったので、インターネットでこの本について調べてみた。シリーズ物であるという事が分かり、早速、ブックオフでこのシリーズ物を探してみると、何冊かあったので、まとめ買いをした。一般市民を脅かす暴力団を排除するために、相棒の城島とともに、戦う諸橋の捕り物劇が爽快で、読みやすかった。
今野敏先生 禁断
横浜・元町で大学生がヘロイン中毒死した。暴力団・田家川組が事件に関与していると睨んだ神奈川県警みなとみらい署暴対係警部・諸橋は、ラテン系の陽気な相棒・城島と事務所を訪ねる。ハマの用心棒―両親を抗争の巻き添えで失い、暴力団に対して深い憎悪を抱く諸橋のあだ名だ。事件を追っていた新聞記者、さらには田家川組の構成員まで本牧埠頭で殺害され、事件は急展開を見せる。

感想
今野敏先生の横浜みなとみらい署暴対係シリーズの2冊目。新聞記者と構成員が立て続けに、殺害された。事件を追う毎に、謎に包まれ、相棒の城島と、推理を働かせながら、その謎を解いていく様は、実に面白かった。
今野敏先生 防波堤

暴力団「神風会」組員の岩倉が神奈川県警加賀町署に身柄を拘束された。威力業務妨害と傷害罪。商店街の人間に脅しをかけたという。組長の神野は昔気質のやくざで、素人に手を出すはずがない。「ハマの用心棒」と呼ばれ、暴力団から恐れられているみなとみらい署の暴対係長・諸橋は、陽気なラテン系の相棒城島とともに岩倉の取り調べに向かうが、岩倉は黙秘をつらぬく。好評警察小説シリーズ。
表題作「防波堤」他、横浜を舞台に悪と戦う諸橋班の活躍を描く6篇を収録。
感想
今野敏先生の横浜みなとみらい署暴対係シリーズの3冊目は短編集で、主に、昔気質の親分さんにかかわる事件、ムショにいる組長による事件を諸橋と相棒城島が解決していく、実に爽快な小説だった。


