前回の音楽教科では、全ての調(キー)の音階(スケール)の指使い(運指)を学んできた。しかし、キーは覚えられたけど、キーに付く#や♭の数についてはちんぷんかんぷん。そもそも音楽をしっかり学んでこなかった私には、長調は#、短調は♭で成り立っていると思ってきてたので、前回の勉強で目から鱗状態である。キーによって#、♭の数が解る物はないかとインターネットで探していると、音楽には、五度圏という早見表があるみたいだ。辞書で調べてみると、12の長調あるいは短調の主音を完全五度上昇あるいは下降する様に並べて閉じた環にしたものであると、記してあった。何か解るようで解りづらいので、五度圏について勉強していきたい。
五度圏

上記、円グラフが五度圏という早見表である。
調:長調(C・D・E:ド・レ・ミ)は外円で記され、短調(Am・Bm・Cm:ラ・シ・ド)は内円で記されている。
音階:長調:C、短調:Amは円の真上に記され、そこから左右完全五度づつずらしていく。
長調・短調の数は、真上を0個。右に完全五度づつずらしていくと、#が1,2,3個と増えていく。左に完全五度づつずらしていくと、♭が1、2、3個と増えていく。
完全五度
完全五度とは、ピアノの鍵盤に例えると、ピアノの白鍵と黒鍵の両方を数えながら七音右に移動すると完全五度上、七音左に移動すると完全五度下になる。
五度圏:長調

左図のように、KEYが長調のCの場合、Cを基準に、C#→D→D#→E→F→F#→Gという風に、七音右に移動すると完全五度上のGになる。
よって五度圏早見表の外円Cのすぐ右はG。
調号は、#が1個、「ファ」に付く。

左図のように、KEYが長調のBの場合、Bを基準に、C→C#→D→D#→E→F→F#という風に、七音右に移動すると完全五度上のF#になる。よって五度圏早見表の外円Bのすぐ下はF#
調号は、#が6個、「ファ」、「ド」、「ソ」、「レ」、「ラ」、「ミ」に付く。

左図のように、KEYが長調のCの場合、Cを基準に、B→B♭→A→A♭→G→G♭→Fという風に、七音左に移動すると完全五度下のFになる。よって五度圏早見表の外円Cのすぐ左はF。
調号は、♭が1個、「シ」に付く。

左図のように、KEYが長調のD♭の場合、D♭を基準に、C→B→B♭→A→A♭→G→G♭という風に、七音左に移動すると完全五度下のG♭になる。
よって五度圏早見表の外円D♭のすぐ下はG♭。
調号は、♭が6個、「シ」、「ミ」、「ラ」、「レ」、「ソ」、「ド」に付く。
五度圏:短調

左図のように、KEYが短調のAmの場合、Amを基準に、A#m→Bm→Cm→C#m→Dm→D#m→Emという風に、七音右に移動すると完全五度上のEになる。
よって五度圏早見表の内円Amのすぐ右はEm。
注)鍵盤はマイナーコードを省略して記述しているので、マイナーコードを付加して読み上げる事
調号は、#が1個、「ファ」に付く。

左図のように、KEYが短調のAmの場合、G#mを基準に、Am→A#m→Bm→Cm→C#m→Dm→D#mという風に、七音右に移動すると完全五度上のD#mになる。
よって五度圏早見表の内円G#mのすぐ下はD#m。
注)鍵盤はマイナーコードを省略して記述しているので、マイナーコードを付加して読み上げる事
調号は、#が6個、「ファ」、「ド」、「ソ」、「レ」、「ラ」、「ミ」に付く。

左図のように、KEYが短調のAmの場合、Amを基準に、A♭m→Gm→G♭m→Fm→Em→E♭m→Dmという風に、七音左に移動すると完全五度上のDmになる。
よって五度圏早見表の内円Amのすぐ左はDm。
注)鍵盤はマイナーコードを省略して記述しているので、マイナーコードを付加して読み上げる事
調号は、♭が1個、「シ」に付く。

左図のように、KEYが短調のB♭mの場合、B♭mを基準に、Am→A♭m→Gm→G♭m→Fm→Em→E♭mという風に、七音左に移動すると完全五度上のE♭mになる。
よって五度圏早見表の内円B♭mのすぐ下はE♭m。
注)鍵盤はマイナーコードを省略して記述しているので、マイナーコードを付加して読み上げる事
調号は、♭が5個、「シ」、「ミ」、「ラ」、「レ」、「ソ」、「ド」に付く。
参考:PHONIM MUSICさんの
「五度圏」をわかりやすく〜音楽の理解がすすむ、便利な早見表〜
を参考にさせて頂きました。ありがとうございます。


